丸東産業(株)(本社:福岡県小郡市、末安健作社長)は4月15日、2010年2月期 決算(連結)を発表した。
当会計年度の売上高は前期比7.4%減の135億9,300万円、経常利益が同比305.6%増の3億6,600万円、当期純利益が同比355.2%増の2億3,200万円となった。
なお、減損損失およびたな卸資産評価損等1億2,500万円を特別損失に計上している。
受注の減少と不採算取引の見直しから売上高が減少した。損益面では不採算取引の見直し効果がコスト削減に加わるなど、収益の維持に貢献した。
<複合フィルム>
○売上高:86億9,500万円(前期比 1.8%減)
当会計年度中に実施した不採算取引の見直しにより、一部の顧客より受注が減少した。
<単体フィルム>
○売上高:20億8,500万円(同比 19.7%減)
新聞用および鶏肉用フィルムが減少した。
<容器>
○売上高:8億3,800万円(同比 12.0%減)
国内の農産物用食品容器および香港向け食品容器が中国の低価格品に移行したことにより減少した。
<その他>
○売上高:19億7,400万円(同比 13.0%減)
設備投資の抑制に伴う食品包装用機械の受注減少や農業用資材が減少した。
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