ジャスダックに上場する「(株)きょくとう」(福岡市博多区、牧平年廣社長)は19日、2010年2月期 決算(非連結)を発表した。
売上高は前年同期比▲4.2%の71億9,800万円、
営業利益は同比+0.8%の3億6,100万円、
経常利益は同比▲2.5%の4億1,700万円、
当期純利益は同比▲17.4%の1億7,200万円となった。
景況感の悪化と個人消費の低迷を背景に、1世帯あたりのクリーニング支出額も17年連続で前年割れとなる悪条件の中、同社は新たな取り組みとしてシミ抜きの有料化を九州・山口地区に導入し、
サービスの向上と客単価の増加を図った。
また、利益体質向上の対策として、不採算店の閉鎖と工場の閑散期対策として近隣工場での合同生産を実施し、生産効率の改善に努めた。
さらには工場における作業シフトを見直し、労務費を中心とした削減を図った。
だが、本業の儲けを示す営業利益は微増となったものの、上記の理由などにより減収、経常利益と当期純利益は減益となった。
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