前回に続き、HRKの物流の話をする。物流にも細部までこだわるHRKであるが、かつて、物流のコンサルタントに社内を見てもらい、改善点などがあれば指導してもらおうとしたことがあった。ところが、コンサルタントの答えは「改善の必要なし」。それどころか、「人が動かずに作業をしている。そこがスゴイ!勉強させていただきました」と感動して帰っていったという。
また同社では、夕方は6時までに必ず終わるようにしている。これは、遠方から会社に来ている社員のために、送迎バスを運行しており、それが6時半には出発するため。それまでに、社内の清掃、翌日の段取りをきっちりと終わらせるようにしているのだ。これは、岩本代表の「仕事と家庭の両立が大事」という考えから、家に帰ってもきっちりと家族の団らんを過ごしてもらいたいという願いがある。また定年制も一応の規定は設けているものの、「まだまだバリバリ働きたい」というスタッフにはいつまででも働けるような仕組みも作っている。したがって、同社では、年配のスタッフも一生懸命、仕事に取り組む姿がよく見られるのだ。
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(株)HRK
【宮野 秀夫】
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