4月19日にオープンした「福岡パルコ」(福岡市中央区天神)。同施設の登場により、福岡の消費者意識はどのように変化したか。(株)ジーコム生活行動研究所では「福岡パルコの利用に関する調査」を実施、その結果報告書を発表した。
同調査によると、「福岡パルコ」のオープンについて、「知っている」と答えた割合は93.5%。性別、年代別で大きな違いは見られなかった。また、「福岡パルコ」の訪問経験者は27.2%。20代・30代では4割近くが訪問しているとの結果であった。さらに、「福岡パルコ」での平均滞在時間は56.5分。女性、20代は滞在時間が長いという結果が出た。
一方の意識変化については、特に女性、20代で「天神に行く楽しみが増える」「天神の魅力が増す」など、肯定的な回答の割合が高かった。また、「福岡パルコ」の今後の利用意向は、3カ月以内に利用したいとする層が全体の46.4%だが、20代から30代では6割前後に及ぶ。「福岡パルコ」が、特に若年世代において強い関心を持たれているということが分かる。
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福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査「ジーコム」(HP)
「福岡パルコの利用に関するアンケート調査結果レポート」(PDF)
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