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特別取材

味岡グループVS坡平産業 逆風下の生コンクリート業界を牽引する九州の雄(4)
特別取材
2010年4月22日 08:00

(株)坡平産業
代表者:坂平 忠一
所在地:飯塚市潤野1238-18
設 立:1966年8月
資本金:9,260万円
業 種:生コンクリート製造・土木建築工事

<砂利採取業からスタート>

 (株)坡平産業は、1950年5月に坡平信雄氏が砂利採取業「坡平組」として創業したのがルーツである。66年8月に(有)坡平産業として法人化され、92年10月に株式改組された。法人化された頃から土木建築工事業に業態を拡大し、基盤を固めていく。87年9月に現代表の坂平忠一氏が就任してからは、筑豊地区のゼネコンとしての地位を確立させた。
 同社が生コン製造業に進出したのは、平成に入ってから。生コン業界歴としては20年ほどで、まだ若い企業の部類に入る。福岡県内の官公庁工事を中心にスーパーゼネコンおよび地場大手ゼネコンを主力顧客として、生コン製造販売66.3%、土木工事21.2%、建築工事ほかが12.5%の事業シェアである。5年前までは生コン製造販売が15%であったものが、現在は60%を超える。同社において屋台骨となっているのだ。公共工事が削減される傾向により、土木工事の業績が減少。02年3月末に筑豊地区において、産炭地振興策として施行された石炭六法が期限切れとなったことも、当時の同社の公共工事における業績悪化に拍車を掛け、生コン製造強化へと舵を切った。

(つづく)

【河原 清明】


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