(株)ゼンリン(本社:北九州市小倉北区、高山善司社長)は、2009年5月8日に公表した業績予想および期末配当予想の修正を発表した。
1.業績予想の修正
修正の理由について、個別業績については当期(10年3月期)から取り組み始めている各事業の立ち上がりが遅れた一方、簡易型カーナビゲーション向け地図データの販売などが好調に推移した。この結果、売上高はほぼ当初予想どおりとなったものの、損益面では10年3月23日に公表した「Actiz(アクティズ)」など新規事業に係る費用や新規コンテンツの整備を次期へ繰り越したことなど、新規投資に関わる費用の一部が当期に発生しないことで、前回発表予想に対して増益となる見込みのためとしている。
◇10年3月期 通期連結業績予想数値の修正
(09年4月1日~10年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:500億円
今回修正予想:517億4,000万円
増減額:17億4,000万円
【営業利益】
前回発表予想:15億円
今回修正予想:31億5,000万円
増減額:16億5,000万円
【経常利益】
前回発表予想:16億円
今回修正予想:33億1,000万円
増減額:17億1,000万円
【当期純利益】
前回発表予想:7億円
今回修正予想:16億円
増減額:9億円
◇10年3月期 通期個別業績予想数値の修正
(09年4月1日~10年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:380億円
今回修正予想:381億2,000万円
増減額:1億2,000万円
【営業利益】
前回発表予想:7億円
今回修正予想:22億円
増減額:15億円
【経常利益】
前回発表予想:11億円
今回修正予想:26億9,000万円
増減額:15億9,000万円
【当期純利益】
前回発表予想:6億円
今回修正予想:14億3,000万円
増減額:8億3,000万円
2.期末配当予想の修正
業績予想数値の修正を踏まえ、期末の1株当たり配当予想を13円50銭から14円50銭に修正する。
これにより既に実施した1株当たり13円50銭の中間配当金と合わせて、年間配当金は1株当たり28円となる。
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