宗像市長選挙が25日に投・開票を迎える。今回、市長に立候補したのは、届け出順に、民主、自民、公明、社民、国民新推薦で現職の谷井博美（たにいひろみ）氏（69）、新人で元陸上自衛官の森田卓也（もりたたくや）氏（37）、同じく新人で元宗像市職員の村田維信（むらたこれのぶ）氏（63）である。

　22日、降り続く雨のなか、３人の立候補者たちの選挙カーが走り回り、それぞれに街頭演説を行なっていた。
　谷井氏は１期目の４年間で行なってきた行財政改革の成果を例にとり、自らの実績を強調。森田氏は子育て支援、特に学童保育の「宗像方式」への復帰を強調した。村田氏は行政組織の人件費削減の必要性を訴えている。

　一方、宗像市役所内の期日前投票所へ足を運んでいた有権者は、取材に対し「市長には実行力が必要」「将来性がある人に」と述べる。25日の投・開票まで残すところあと２日。３人の候補者たちの宗像市に対するそれぞれの想いを、市民はどう受け止めるだろうか。

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