27日、消費者庁は還元水や健康食品を販売する連鎖販売取引業者(株)エナジック(東京都中央区、代表取締役:大城博成)に対し、9ヵ月の業務停止命令を下した。連鎖販売取引は俗にマルチ商法とも呼ばれる。
違反行為は「不実告知」「公衆の出入りしない場所での勧誘」「勧誘目的等不明示」ほか。特定商取引法第38条1項および第39条1項の規定に基づき処分した。
同社は国内外に14支店を持ち、2009年3月期決算で21億円の売上高をもつ中堅企業。還元水生成器「レベラックシリーズ」や「ウコンサプリメント」で売上を伸ばしてきたが、ここ数年は減収が続いていた。
業務停止期間は、2010年4月28日から2011年1月27日まで。
▼関連リンク
消費者庁
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら