(財)医療経済研究・社会保健福祉協会(東京都港区、理事長:幸田正孝)は5月13日、「沖縄健康食品産業の挑戦と課題」とのテーマで、健康食品フォーラムを那覇市で開催する。
沖縄で初めて開催される同フォーラムでは、豊富な食材などの資源やバイオ・ナノテクノロジーなどのインフラに恵まれた沖縄の健康食品産業が、将来にわたって健全に拡大発展するための課題と展望をさぐる。
沖縄県では「琉球もろみ酢」「アガリクス・ショック」と健康食品市場を襲った大型事件以来、その余波を受けて市場の低迷が続いている。2004年の200億5,000万円(沖縄県健康産業協議会)をピークに、07年は136億8,000万円まで落ち込んだ。「今年もまだ回復の兆しは見えない」(同)というほどだ。
一方で、沖縄ブランド神話復権に向けた動きが活発化している。2年以内に、県内の受託製造工場10社を健食GMP認定工場とする官民一体の取り組みをスタートさせた。
同フォーラムに賭ける期待は官民共に高そうだ。
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