14日、福岡県庁で行なわれた記者会見で、みんなの党の渡辺喜美代表は、民主党政権を厳しく批判。「7月に行なわれる参院選に合わせ衆院選も行うべき」との考えを示した。記者会見は、自民党を離党した佐藤正夫氏を参院選における公認候補にすることを発表したもの。
渡辺氏は「自民でも民主でもない第3極が求められている」とした上で、現政権について「消費税増税といった重要政策は改めて国民に問うべき」、「普天間基地移設問題の解決期限とされる『5月』は、アメリカではなく鳩山首相が決めたこと」と述べた。
また、参院選においては(1)できるだけ多くの議席を押さえる。(2)第3極勢力の確保。(3)安易な連立の組み替えには応じない。(4)脱官僚、民が主役の政治勢力を結集する。などとする以上の4点を強調した。
直近の世論調査では、みんなの党の支持率は前月比で約6%上昇。福岡の参院選も含め、今後の動向が注目される。
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