21日、農林水産省は畜伝染病である口蹄疫の疑いがある牛を確認したと発表した。今回で2例目。
同省によると、同日明け方、1例目の農場から南東約3kmの農場の飼養牛について、(独)農研機構動物衛生研究所で口蹄疫についてのPCR検査(遺伝子検査)を行なったところ陽性を確認したため、口蹄疫の疑いがあると判断したとしている。
現在、ウイルス分離による確定診断を実施しており、ウイルスが分離されれば、家畜伝染病予防法に基づく患畜となる。
なお、口蹄疫は牛、豚などの動物の病気であり、人に感染することはない。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはないが、仮に感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ない。
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