6日、福岡県は、新規高卒者 緊急就職支援事業として、2010年3月に県内の高校を卒業した学生のうち、未就職者33名を非常勤職員として採用することを決定したと発表した。非常勤職員として任用されるのは5月10日から11月9日まで。月16日の勤務で主として職員の補助的な業務に従事する。報酬は日額6,240円。勤務先は本庁18名、県税事務所、農林事務所などの出先機関が15名となる。
福岡県によると、当初3月14日に採用試験を予定していたが、定員60名に対し、応募者は59名であったため全員を採用したという。また、その後26名が就職決定などで辞退したため、33名の採用になった。
県では、就業経験を通じて、社会人としての意識の向上、マナーなどの知識を習得させ、キャリアアップを図ることで、その後の就職促進を図るとしている。
福岡労働局の発表によると、10年3月末の時点における高等学校の就職内定率は92.1%。前年同月比で2.3ポイントの減となった。
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