ログハウスには3種類存在する。
(1)ハンドカット
ログハウスの原点である。機械による製材をせずに丸太の皮むきをして、ログビルダーがチェンソーで一本一本ノッチ(交差させる部分に入れる"刻み")を刻み、積み上げていく家。それぞれのログの太さや表面が一本一本違う。手作り感が強い。
(2)マシンカット
丸太をマシンで成型してから作るログハウス。ハンドカットのように内壁に大きく凹凸が出ることがないので、すっきりとした空間とデザインが特徴。寸法とおりにカットされて、組み上げるための切り込み部の加工までしている。
(3)ポストアンドビーム
柱(ポスト)と梁(ビーム)という意味で、日本古来の建築方法の『在来工法』と同じ。異なるのは柱や梁を丸太で作っていること。壁材が自由に選択出来るため、自由度が高い。
どれを選択するかは、各々の好みによるので、どのパターンが最適であるかは断言できない。ログハウスは耐震・耐火性に優れ、毎日木と触れあえる、ある意味"森林浴"を毎日出来るの体に優しい。ただし、気密性・断熱性そしてマメなメンテナンスが必須であるなど、ログハウスにもウイークポイントがあることは確かであろう。
【河原 清明】
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