福岡を代表するゴルフ場のひとつ、「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」(糸島市)。絶好の交通アクセスに加え、戦略性の高いコースは人気が高い。プレー費がやや高く感じるものの、これだけのコースだからやむをえない面もある。その同ゴルフ場の会員権の償還が来年に迫っている。全て返還すると100億円を超えるとも言われているが、そんな金額を返還する余力はこの経済事情では厳しいのが現実。そこである現在、同ゴルフ場の会員に償還問題について尋ねてみた。ある会員は「償還時期は気にしていません。ずっと持っているつもりですから」とコメント。また別の会員は「購入意欲を示して金額提示をした人がいたようだか、金融機関がOKと言わなかったようです。このままではどうなってしまうのか、不安ですね」とコメントした。
同ゴルフ場は、スタッフの対応も良く、2001年に日本プロゴルフ選手権が開かれた会場だけあって、確かに「またチャレンジしたい」と思わせる素晴らしいコースであることは間違いない。しかし、償還問題はいずれクリアしなければならない問題である。いっその事、ゴルフ場をつぶして住宅地などに転用したほうが償還費用は捻出することもできるのかもしれないが、果たしてどうなるのだろうか?
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