18日午前2時15分、農林水産省は、宮崎県で口蹄疫の擬似患畜(感染の疑いがある家畜)が新たに確認されたことを発表した。確認されたのは、児湯(こゆ)郡川南町13カ所、同郡高鍋町1カ所、同郡新富町1カ所の計15カ所、累計の確認事例は126例となった。
15カ所の畜産農場では、豚28,008頭、牛444頭、山羊2頭が繁殖されていた。全体の処分対象は10万頭を超え、11万4,177頭となった。また、新富町における確認事例は今回が初。口蹄疫の被害地域は1市4町となった。
政府は17日、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を設置。宮崎県庁内に農水省の山田正彦副大臣を本部長とする現地対策本部を設置する。
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