(株)エレガントジャパン(福岡市博多区博多駅前2-10-12、電話092-452-2002)は、宮崎県高千穂山系で栽培されたヒュウガトウキを原料とした健康茶『日本山人蔘』のほか、化粧品や健康グッズを幅広く取り扱っている。2年前に会員を中心としたロハスクラブ「花峰クラブ」を発足し、「食」を通じた健康の大切さや「日本の伝統・文化」を伝え広げている。日本山人蔘を食材にした食事会をはじめ、イベントや講演会など月に1度のペースでさまざまなボランティア活動を行なっている。
高千穂峡をイメージしたロハスな拠点
天神バスセンターから直方方面へ高速バスで約30分、立花山インターチェンジを降りてほど近いところに「花峰クラブ」が拠点とするクラブハウスがある。会員ひとりひとりの「健康と経済の安定」さらに「秩序・調和・尊敬・感謝の心を忘れることのない華と品格のある人生」を願って、2008年11月に開設された。周辺には1,200本・38種類の花卉が手入れの行きとどいた姿で植えられている。
敷地は約300坪、標高367メートルの立花山を西方に拝し、二階建ての母屋と八角形の屋根を持つ堂宇が建つ。(写真右)経営するのは(株)エレガントジャパン(福岡市博多区、代表取締役:野元多津子)のロハス事業部。週末になると県内外から数十名の会員が集い、持ち寄った食材で料理の腕をふるう。その間、子どもたちは山登りをしたりボール遊びをしたり、野良猫と戯れたりと、都会では味わえない自由時間を堪能する。
クラブハウスの背面は小高い山になっている。セメントで固められたやや急な石磴には、丸太を接いだ手すりがめぐらせてある。手すり伝いに山の斜面を登ってゆくと、まだ真新しい木材の匂いを放つ小さなお社にぶつかった。かんぬきを抜いて扉をひらくと、燭台の向こう側、黄金の台座の上には、向かって右に毘沙門天、左に不動明王が山の安全を祈願するように立っている。嚇(か)っと見開かれた両眼は山の悪鬼を払うほどに迫力満点だ。中央に花峰クラブの会員が愛飲する缶入り『日本山人蔘茶』が積まれ、両脇にお神酒や蜜柑が厳かに供えられている(写真左)。
さらに登ると、これもまだ白木の匂う二階建ての櫓がそびえる。櫓の上から眺める霧にかすんだ小さな盆地は、あたかも霊峰に囲まれた高千穂渓谷をほうふつさせる。
思ったとおり、「高千穂峡をイメージした」という野元社長だが、上空を通過する九電工の電線に阻まれ、これ以上櫓を高くすることができなかったと人なつっこく笑う。櫓のうしろ、樺の木の根方の横に「山の神」と記された光沢豊かな大理石が鎮座ましましている。そのまた向こう側には、未開墾の土地1,000坪が控えている。「近い将来、ここでも日本山人蔘の栽培を行ないたい」と雑木林の奥を見つめる野元社長の目が輝いていた。
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