(株)九電工(本社:福岡市南区、橋田紘一社長)は5月12日、2010年3月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の売上高は、前年同期比7.9%減の2,258億9,100万円、経常利益は同比14.5%減の70億700万円、当期純利益は同比356.3%増41億200万円となった。
当期純利益については、投資有価証券評価損等の特別損失が減少したことから大幅な増益となった。
<設備工事業>
売上高については、配電線工事では通信工事が減少し、屋内線工事や空調管工事においても期首の手持工事高が前連結会計年度より少なかった影響や、当連結会計年度中に受注し完成した工事が減少したことなどから、設備工事全体では前連結会計年度比8.3%減の2,123億5,300万円となった。
営業利益については、売上高の減少に伴い売上総利益が減少したことから、同比26.2%減の46億4,000万円となった。
<リース事業>
売上高については、民間設備投資が低水準で推移した影響などから、前連結会計年度比3.8%減の72億2,400万円となった。
営業利益については、与信コストが改善し同比14.2%増の6億5,200万円となった。
<その他の事業>
売上高については、材料・機器の販売事業の増加などから、前連結会計年度比2.2%増の63億1,200万円となった。
営業利益については、売上高の増加に加えコスト削減に注力したことなどから、同比11.9%増の2億5,700万円となった。
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