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東福製粉、今期も減収傾向 小麦価格の引き下げが影響 
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2010年5月14日 08:00

 東福製粉(株)(本社:福岡市中央区、野上英一社長)は5月13日、2010年9月期 第2四半期決算(連結)を発表した。
 当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比19.5%減の18億800万円、経常利益は同比371.9%増の6,300万円、第2四半期純利益は4,900万円(前期は第2四半期純損失600万円)となった。

 損益面において、持分法適用会社が好調に推移しており、持分法による投資利益1,700万円(前年同期は持分法による投資損失2,400万円)を計上したほか、特別利益で投資有価証券売却益や貸倒引当金戻入額など1,000万円を計上している。

<製粉事業>
 政府売渡小麦価格の引下げに伴う小麦粉価格の引下げもあり、売上高は前年同期比21.6%減の12億1,100万円となった。副製品のふすまは、飼料用穀物価格の下落と国内需要の低迷により同比18.2%減の9,900万円となった。
 その他の部門においては、ミックス粉も主力の小麦粉と同様の経営環境にあり同比20.9%減の8,700万円となった。また、麺類・穀類その他商品については、景気低迷が影響し贈答用乾麺の販売が振るわず同比12.1%減の3億7,400万円となった。
 不動産収入は、預かり物件の減少と賃貸料の一部引き下げにより同比13.6%減のの1,600万円となった。
 以上の結果、製粉事業の売上高は前年同期比33.0%減の17億8,900万円、営業利益は同比0.5%減の1億7,300万円となった。

<不動産賃貸事業>
 家賃の引き下げを行なったため、不動産賃貸事業の売上高は前年同期比16.7%減の1,900万円、営業利益は同比28.8%減の700万円となった。


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