ある地場不動産業者の社長は、ここ最近の金融機関の融資姿勢に驚いている。「昨年は金融機関に融資案件を持っていってもなかなか満足な回答は得られず厳しい状況が続いていましたが、今年の４月に入ってから一部金融機関から融資に積極的な話を向こうから持ってきてくれるようになりました。」
　同社は投資型アパートの販売を行っているのだが、昨年まではなかなかオーナーの融資がつかず、思うような事業展開ができなかったのだが、金融機関の融資姿勢が変わってきたことで今期には期待ができそうだと語る。ようやく不動産業界にも明るい話が出てきたようだ。

【宮野　秀夫】

*記事へのご意見はこちら

※記事へのご意見はこちら