小野建(株)(本社:大分市、小野建社長)は5月14日、2010年3月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の売上高は前年同期比30.8%減の1,160億7,400万円、経常利益は同比27.9%減の24億9,200万円、当期純利益は同比13.8%減の12億7,700万円となった。
また、棚卸評価損を4億1,000万円計上している。
第1四半期末より関連会社であった三協則武鋼業(株)を連結子会社とし、関西エリアで大阪支店、横浜鋼業との連携をさらに強化し「販売エリアの拡大」と「販売シェアの向上」を図った。
さらに神奈川県川崎市に自社岸壁を備え、物流コスト削減のためのストックヤード建設に着手し、東日本エリアの販売シェア向上を目指している。
しかし経済停滞の影響を避けられず、市況低迷や販売数量の減少により減収減益となったとしている。
なお、剰余金を1株当たり15円配当するとしている。これにより、年間配当金は1株当たり20円となり、09年3月期の35円から減額となる。
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