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スーパー大栄 10年3月期、売上高3.6%減 低価格志向の影響など
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2010年5月18日 15:01

 (株)スーパー大栄(本社:北九州市八幡西区、中山勝彦社長)は5月18日、2010年3月期 決算(非連結)を発表した。
 当事業年度の売上高は前期比3.6%減の287億7,900万円、経常利益は同比55.1%減の1億2,300万円、当期純損失は3億3,100万円(前期は1億3,900万円の当期純利益)となった。
 当期純損失については、固定資産の減損損失3億1,900万円などが影響したとしている。

 鮮ど市場事業部では、09年10月に同事業部として11店舗目の「鮮ど市場 花瀬店」を新築出店、集客力および売上高とも予想を上回り順調に推移している。

 SM事業部では09年7月に稲築店、9月に津屋崎店、12月に若松店を改装した。特に津屋崎店は近隣の「道の駅」との相乗効果もあり、顧客数・売上高とも大幅に増加したとしている。
 しかし競合店との過当競争や天候不順に加え、前期から当期にかけて不採算店舗を4店閉鎖したことで売上高は前年を大幅に下回った。

 D&D事業部では09年6月に改装した大刀洗店が、商品構成と価格体系を見直したことにより集客力も増え、予定通りの売上高を確保することが出来たとしている。
 一方他の既存店については、地域内への競合スーパーの新規出店や顧客の低価格志向および消費低迷の影響などで売上高は前年を下回った。


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