(株)ヒガシマル(本社:鹿児島県日置市、東紘一郎社長)は5月18日、2010年3月期 決算(連結)を発表した。
当期の売上高は前期比7.7%減の81億9,200万円、経常利益は同比245.8%増の2億4,600万円、当期純利益は8,500万円(前期は当期純損失9,200万円)となった。
鮮魚市況の低迷により養殖業を取り巻く環境が厳しい状況にあることから、配合飼料価格を引き下げた結果、減収となった。
利益面については、生産活動の効率化による原価率の逓減と経費節減に努めたことにより、増益となった。
<水産事業>
売上高については、配合飼料の値下げに加え鮮魚市況の低迷や赤潮被害により、ハマチやマダイなどの飼育尾数が減少した結果、前期比11.0%減の66億2,300万円となった。
営業利益については、生産活動の効率化による原価率の逓減と経費節減に努めた結果、同比18.6%増の2億9,300万円となった。
<食品事業>
売上高については、大口販売店向けのPB商品(即席麺類)や低価格志向に即応した新商品(皿うどん類)の売上が好調であった結果、前期比9.3%増の15億6,900万円となった。
営業利益については、生産量の増加に伴い原価率が下がったことと経費節減に努めた結果、同比375.5%増の9,000万円となった。
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