旭化成メディカル(株)(本社:東京都千代田区、吉田安幸社長)は、大分市で新設工事を行なっていたウイルス除去フィルター「プラノバ*」組立工場が竣工したと発表した。
これにより「プラノバ」の生産能力は、現在の倍増の80,000m2/年となる。
同社では現在、「プラノバ」の中空糸の生産と組立を宮崎県延岡市で行なっており今後の市場の拡大に対応するため、旭化成グループの医療機器生産拠点の基盤がある大分市に「プラノバ」の組立工場(プラノバ大分工場)を新設したとしている。
<プラノバ大分工場の概要>
[場所]
大分県大分市
旭化成メディカル大分工場所有地内
[生産能力]
40,000m2/年
※既存能力 40,000m2/年(宮崎県延岡市プラノバ工場)と併せトータル能力80,000m2/年
[投資額]
約25億円
[工期]
2009年4月 着工
2010年5月21日 竣工
*:プラノバ
銅アンモニア法再生セルロースを原料とした中空糸型ウイルス除去フィルター。孔径サイズにより、15N、20N、35Nの3種類のほか、プレフィルターとして75Nを発売しており、それぞれについて各種膜面積サイズのフィルターを用意している。
▼関連リンク
⇒旭化成クラレメディカル株式会社/旭化成メディカル株式会社
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら