日本への中国人観光客が増加していることは周知の事実。アジアの玄関口である福岡にも中国発のクルーズ船が多く寄航している。関係者の話によると、昨年寄航したクルーズ船が23隻だったのに今年は66回(予定)。昨年のおよそ3倍にもなるそうだ。
当然ながら天神の百貨店や商業施設は囲い込みに必死。既に案内板の多言語表記や銀聯カードの取扱開始など、中国人のおもてなしに向けた策を講じている。しかし、消費の促進という点では今ひとつ。今後は中国人留学生を活用した通訳ボランティアの導入、観光案内所の機能力向上など、円滑なショッピングを可能にさせるような取り組みも行なっていくようだ。日本国民の消費マインドが冷え込む今日、中国人観光客への期待は高まる一方である。
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