宮崎市内のスーパーで宮崎牛の売れ行きは変わらないという。しかし、一方では市内の百貨店の精肉売場では、「(口蹄疫が発見されて)売れ行きは落ちています」と売場の担当者は語っている。宮崎市民はあまり神経質になっていないが、県外から来る観光客の方が神経質になっていることの現われかもしれない。
地元民放のテレビ局では口蹄疫対策への協力要請を東国原知事がCMを含めて積極的に行なっている。地元県警も道路掲示板で同対策の協力の呼びかけを積極的に行なっていた。官公庁、JA関連施設、県警、保健所を始め、地元百貨店、郊外型スーパーでは玄関に消毒マットを敷いたり、入口に石灰を撒いたりしているが、ほかの地元企業らが同対策に協力しているかといえば、そうでもない模様だった。(つづく)
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