国土交通省は、5月27日付けで顕彰される2010年度優秀施工者国土交通大臣顕彰者(建設マスター)全国411名を発表した。
建設マスターは、建設産業の第一線で「ものづくり」に直接従事されている方々に誇りと意欲を促進しこれらの方々を広く国民に認知させ、その社会的地位・評価の向上を図っていくことを目的として、特に優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をされている建設技能者の方々を対象として、優秀施工者国土交通大臣顕彰を実施しているのである。
同顕彰は、1992年度より実施され2010年度が19回目となる。10年度顕彰者411名が新たに建設マスターとなり、その総数は6,883名となる。
参考までに、福岡県下におけるこの度の顕彰者は16名。最年少が45歳で最年長は60歳。良質な住宅及び建築物の供給・整備において、これら優秀な方々は必要不可欠である。同時に優秀な技能・技術を伝承された方々が、次の世代に引き継いでいくという流れを絶やすことなく、我が国の基幹産業である建設業界への発展に寄与していただく事を、願うばかりである。またこの建設マスター制度が、よりメジャーになり建設技能者を目指す次世代の人々が増加することで、更なる技能・技術向上に対する一助となることであろう。
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