24日、警察庁は、2009年(平成21年)中に家出人捜索願を受理した家出人は81,644人であることを発表した。なお、前年に比べ3,095人(3.7%)減少したとしている。
同庁によると、家出人は10代(10~19歳)が18,579人と最も多く、全体の22.8%を占めた。次いで20代(13,866人、17.0%)、30代(12,506人、15.3%)の順。若年世代が全体の約半分を占めているが、4番目には70歳以上(11,707人、14.3%)となっており、高齢者の家出も目立つ結果となった。
なお、家出の動機については、「家庭関係」22.2%、「疾病関係」16.1%、「事業・職業関係」12.4%、「異性関係」3.3%の順。また、09年中に捜索願が出されたうちで、所在が確認された家出人は79,936人で前年に比べ1,268人(1.6%)増加した。
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