マンション業界では、来年に向けて仕込みを開始しているデベロッパーもちらほらと現れてきており、ようやく最悪期を脱しつつある。GWの来場者も比較的多かったのだが、問題はマンションの購入を希望する人達の年収の問題である。あるマンションのモデルルームに視察に来る人達の年収は、大半が300万円台という。いくらマンションの値段が低下してきているとは言え、年収300万円台ではなかなか金融機関も住宅ローンに積極的にはなれないだろう。不況の影響もあり、庶民の給与は上がっていないのが現実である。
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