5月21日、食用塩公正取引協議会の理事会が行なわれた。12日付の産経新聞で、同協議会副会長の尾方昇氏が問題発言を行なった(Net-IB5月19日既報)として「荒れるのではないか」との見方もあった同会だが、関係者の話によれば意外にも平穏に終了したとされる。
理事会において、尾方副会長は理事を前に謝罪、辞意を表明したとされるが、出席者のなかには問題発言を知らない理事も多数居たために賛成も反対もなく閉会したと伝えられる。
謝罪の経緯については、「(塩の)味や値段について協議会の副会長という立場でコメントすれば協議会の公式見解になる。協議会の理事のなかには違う考えの人も居るのでまずい」との配慮が働いたらしい。今後は「運営委員会に諮った後にホームページ上で謝罪のコメントを掲載する」(同協議会)とのことだが、波紋は急速に広がりつつあり、果たしてそれで事が治まるのだろうか。行方を見守りたい。
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