宮崎市内は平穏
口蹄疫が最初に報道されたのは4月20日である。それから約1ヶ月が経ち、東国原知事が非常事態宣言を発令してから、宮崎市民をはじめ県民が「これはただ事ではない」と危機感を抱き始めたようだ。5月21日に訪れた宮崎県庁でも庁舎内の出入口には消毒マットが敷かれ、県庁に隣接するみやざき物産館でも県庁同様に消毒マットが置いてあった。行政主導の下、感染拡大防止に向けての試みがなされている。
では実際に市民はどう感じているのか?とある市内のスーパーで買い物をした主婦に話を聞くと、「私は昨日、宮崎産豚のとんかつを食べました。だって人体には影響ないんでしょ?」「宮崎牛は食べてますよ。でも全く気にならないかと言えば嘘になりますが...」などと意見は様々。中に入ったスーパーでは宮崎牛が普通に販売されていた。売り場の従業員は、「口蹄疫の報道がありましたが、(宮崎牛の売れ行きに)あまり影響はないです。今日は特売をしてることもありよく売れてますね」と語る。報道では非常事態宣言がなされているが、市民は冷静に動いているようだった。
▼道路消毒シート
▼消毒ポイントを示す看板
▼店の中には石灰をまくところも
▼この先通行止め。養豚場があるため。
▼進入車は車全体を消毒される
▼養豚場には石灰がまかれ入れなくなっている
▼養豚場看板
▼宮崎県庁
▼県庁の消毒マット
▼都農町役場の消毒マット
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