(株)十八銀行（本社：長崎市、宮脇雅俊頭取）は、長崎市商工部、長崎商工会議所とともに、長崎県総合水産試験場、長崎蒲鉾水産加工業協同組合、長崎大学、長崎県立大学シーボルト校、長崎経済研究所ほかと連携して産学官連携の協議体を組織し、2010年度「地域資源∞全国展開プロジェクト」（日本商工会議所事業）の採択を受け、長崎市を中心とした地域の「水産練り製品（蒲鉾）」ブランド化事業に参画する。

　同事業は、ブランド化の基礎となる全体戦略を策定し、その戦略に基づき「戦略商品の開発(観光お土産品)」、マーケティング、販売促進活動を行ない最終的に長崎の水産練り製品の「地域ブランド」確立を目的としている。
　現在、長崎市の水産練り製品出荷額は年間60億円程度と推測されており、2011年度以降は同ブランド化事業を契機として全国に向けた販売を展開させると同時に、中国・韓国など東アジアへの輸出を見据え、製品出荷額を100億円程度まで引き上げるとしている。

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