今秋の福岡市長選に向けて、18日に予定されていた自民、みらい福岡、公明の野党会派による話し合いが流れた。野党側の候補擁立は難航を極めている。
話し合いが延期された理由は、自民党市議団内の会議で、前市議会議長が市長選出馬への意思があることを表明したため、自民内の意見を整理する必要が生じたためとされる。
前議長は、元教育長の植木とみ子氏を擁立する動きに反発を強めており、みらい福岡も同様という。
4月の段階で出馬への意欲を見せた前議長の扱いを巡り、自民党市議団所属の各議員に長老議員らが個別に意見聴取を行っている模様だ。前議長らは、こうした水面下での調整に不満をつのらせている状況。
いずれにしても、野党陣営が市長選を一枚岩で戦うことは不可能な情勢となってきた。
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