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ゼロからのスタート!~白川式通販ビジネス講座Vol.1(入門編2)(上)
特別取材
2010年5月31日 11:24

<通販とは何か>

 今年3月に、商圏拡大の目的で香港に事務所を開設した。これは主に、東アジアのマーケットに顧問先企業の商品を売り込むためで、その現場はインターネット通販が主戦場となる。
 この関連で、5月5日、上海でセミナーの講師を依頼されたため、改めてわかりやすく、「通販とは」と3つのキーワードで整理してみると、
(1)通販とはコンセプトビジネスである。
(2)通販とはスピードビジネスである。
(3)通販とはダイレクトコンシューマービジネスである――となる(2010年4月6日既報)。
 そしてこのビジネスに従事する人(担当)の必須要件として、(1)「行動力」、(2)「数字力」、(3)「マネ(真似)力」を挙げた。
 「行動力」はまず、スピードである。動くということ、通販はテストマーケティングの世界であるため、テスト&トライ、テスト&エラーのくり返しをスピードをもって短期間に、かつローコストで実施することでもある。
 そして「数字力」による分析をできるかぎり正確にジャッジして、次の手を打つ。
 この分析力の差によって、勝負は決まるといってもいい。この数字を正面から直視できるかが問題である。数字から逃げるタイプの人は通販には向かない。
「マネ力」は、まさに今の中国である。一時代前の日本がそうであったように、それを中国は三倍速のスピードで走っている。成功通販企業の仕組みのマネ、売れ筋商品のマネ、コピーのマネ等々、私はまずスタート時は、目標にする通販企業を選び、徹底的にマネることから始めることを勧める。
 次に、これは「楽天市場」の三木谷社長と十数年前に「ネット通販成功ビジネスのポイント」について話していた時に出てきたキーワードであるが、
(1)わかりやすさ、(2)おもしろさ、(3)親しみやすさ――がある。そのとき、インターネット通販は「究極の対面販売」と三木谷社長が言われたのを今も思い出す。
 これはネット通販に限らず、カタログ、パンフレット、チラシ等の活字媒体にとどまらず、電波媒体を含め、通販の「伝える力」のエッセンスであり、その「品質力」が勝負の分かれ道である。そしてこれから通販を始める心構えとして、
(1)通販を好きになり続けること、(2)好奇心を持ち続けること、(3)物事を執拗に考え続けること――が大切だ。
 ここで述べた4つの要素を前提として、実務のスタート前に、通販の10大メリットを以下に整理してみる。

(つづく)

<プロフィール>
(株)四方事務所 代表 白川博司(しらかわ ひろし)
白川博司通販コンサルタントとしてメーカー、加工業、卸・問屋、住宅、小売、旅行、サービス、芸能プロダクション、墓石・葬祭など、これまでにあらゆる業種業態で通販的手法を活用した新しい売り方、顧客・取引先開拓法、売上増大法を指導してきた。14年間に280社以上の通販事業を立ち上げる。徹底した現場主義を貫き、北は北海道から南は沖縄まで月間30社以上で指導を行なう超多忙なコンサルタント。

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