2011年3月、九州新幹線が開通する。それにあたり、新幹線の各新駅が建設されている。大牟田新駅の所在地は大牟田市上内という辺鄙(へんぴ)なところにある。当然、新駅の開発が行われるはずなのだが、いまだに進んでいない。何故か?大牟田市も大牟田商工会議所もおおいに悩んでいるのだ。
もし、新駅の開発が成功しテナントの集積が堅調になるとすれば、普通ならば嬉しい悲鳴が上がってよいはずだ。ところが、従来の繁華街である栄町や西鉄・鹿児島本線大牟田駅周辺の寂れが顕著になる恐れがある。繁盛地域が2つ成立する都市力がないのが大牟田市の現状なのだ。だから関係者は大っぴらに新駅周辺開発のキャンペーンを打たれずにいる。
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