1日、鳩山政権の目玉政策である「子ども手当」の支給が始まった。
民主党は、昨年夏の総選挙向けのマニフェストで、中学生以下の子どもを対象に2011年度から一人当たり満額26,000円の支給を公約したが、制度スタートの10年度は半額の13,000円。来年度以降に関しては、財源が見つからぬまま、どうなるか分からない状況だ。 民主党内では、夏の参院選に向けてマニフェストの修正が不可避と見られている。半分を保育所整備など他の子育て支援に回そうという案も浮上している。政権の迷走と同様、子ども手当も迷走している。
福岡市でも支給に向けての作業が進んでいる。市は児童手当の受給世帯と、先月10日までに子ども手当の受給申請を行った世帯について、まず今月10日に第1回目の振込みを行う。次は30日(対象は5月30日までに申請を行った世帯)に支給するとしている。
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