<目標は6カ月で500万円>
次に、商売である以上、粗利の取り方であるが、営業利益として10%の必達を目標値とする。商品原価・宣伝・広告費・物流費・コンピュータ関連費、そして人件費――等々、通販は無店舗販売のため、諸々の経費がかかるので、最終利益を確保した上での経費予算を組む必要がある。
持論として、「6カ月」で「500万円」で新規通販事業の立上げを実施している。
では、そのスケジュールはどうなっているか。
以下の図のとおりである。
この場合、自社商品(それが通販向きかどうかはジャッジするが)がなく、通販システムに興味があって導入したいと考えている企業も多い。この場合、まず通販商品探しから始めなくてはならない。
通販業務のフローチャートの主なものは、以下の7項目である。
<通販業務のフロー>
(1)コンセプトの確立・店名決定⇒(2)商品の決定⇒(3)新規顧客の獲得⇒
⇒(4)ハウスリストの整備・分析⇒(5)販促媒体の決定・製作・実施⇒(6)受発注・出荷・代金回収⇒(7)リピート対策
この7段階を6カ月以内で実行する「スピード力」が必要となってくる。次回より順にレクチャーしていく。
<プロフィール>
(株)四方事務所 代表 白川博司(しらかわ ひろし)
通販コンサルタントとしてメーカー、加工業、卸・問屋、住宅、小売、旅行、サービス、芸能プロダクション、墓石・葬祭など、これまでにあらゆる業種業態で通販的手法を活用した新しい売り方、顧客・取引先開拓法、売上増大法を指導してきた。14年間に280社以上の通販事業を立ち上げる。徹底した現場主義を貫き、北は北海道から南は沖縄まで月間30社以上で指導を行なう超多忙なコンサルタント。
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