4日、民主党の新代表に菅直人氏が決まった。
焦点は幹事長を含む執行部人事に移るが、幹事長として政権交代をリードしてきた小沢一郎氏は表舞台から遠ざけられることが確定的。菅氏はもとより、民主党全体が「脱・小沢」へと舵を切ったかに見える。
小沢色を薄めれば薄めるだけ支持率が上がることは各種世論調査の数字が実証しており、小沢氏の求心力低下は避けられない。
小沢グループの一員からも「ある意味これで良かったのかもしれない。小沢さんを超えて、民主党がより成長しなければ長期政権は望めない。できるなら、旧自民党の体質そのものを払拭した方がいい」といった声があがる。
夏の参院選で、民主党が踏みとどまれば、小沢氏の影響力はより低下するとみられる。
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