ライオンズクラブの席上において
5日、福岡の老舗ライオンズクラブの記念式場においてのことだ。特別来賓テーブルにはまず一番に山崎広太郎さんが陣取っていた。そこに少し遅れて特別来賓として吉田市長が座った。そこに10分遅れて古川忠・福岡県議会議員がやってきた。情報通のライオンズの経営者が囁く。「おい! あのテーブルでは11月にある福岡市長選の前哨戦の火花を散らしているバイ」と。誰もがその意味がわからない。この経営者は自慢げに解釈してくれた。「吉田市長は当然、二期目に立候補するだろう。広太郎さんは意地でも吉田さんを引き下ろしたいサー。いま植木とみ子さんを応援しておらっしゃろーうが。いま広太郎さんの応援団はとみ子さん陣営に入り込んでいるサー」。
「ヘえ、ちっとも知らなかった。ところで古川チューさんはどうしてな。関係があるのかな?」と、ワンテンポ遅れているオジサンが尋ねた。情報通の経営者がますます有頂天になって解説する。「アナタ、何も知らないな。それじゃー、ライオンズ活動もまともにできんバイ。チューさんサー、いまを時めくみんなの党のブームに乗って虎視眈々と市長選のチャンスを狙っているのサー」。「凄い! あなたは情報の神様タイ」と、質問したオジサンは感服する。どうもこの11月の市長選は近年にない白熱した戦いになりそうだ。
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