(財)日本健康・栄養食品協会(事務局・東京都新宿区、林裕造理事長)は、6月中に役員改選を行い、7月から新体制に移行する運びだが、林理事長の後任選びが難航している。予定では、来週中に評議会を開き、理事役員を改選して、6月22日の理事会で新理事長を選出することになっているが、現段階ではその候補者を絞り切れない状況にある。
これまでに田中平三氏、渡辺昌氏といった国立健康栄養研究所出身の学識者の名前が挙がっているほか、日本抗加齢医学会などの学会役員や、厚労省外郭団体の役員など複数の人間に打診したとの話が伝わってくるが、これと言った後任候補はまだ決まっていない。
ただ、日健栄協は9月にも公益財団法人への申請手続きを行なう模様で、正式に認可されれば、定款変更等により役員人事は刷新されることになる。従って、7月1日からの新体制は、公益財団法人化までの暫定人事に過ぎない。候補に挙がる学識者が難色を示すのも、そうした事情が関係しているようだ。
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