鳩山首相の退陣を受けて、菅新内閣がきょう発足する。
菅氏は、今月4日の衆・参両院の本会議ですでに首班指名を受けており、組閣だけがきょうにズレ込む形となっていた。皇居での親任式を経ると、正式に第94代内閣総理大臣となる。
内閣の要で政府のスポークスマンでもある官房長官には仙石由人国家戦略担当相、財務に野田佳彦衆院議員、仙石氏のあとの国家戦力担当相には荒井聡衆院議員、行政刷新担当相には「事業仕分け」の蓮舫参院議員などを充てるほか、口蹄疫問題を抱え調整が難航していた農水相には山田正彦農水副大臣が昇格する。
「脱小沢」の象徴として復活した政調会長に就任した玄葉光一郎氏も入閣し、公務員制度改革などを担当する。原口総務相など11閣僚は再任される見通し。
新内閣発足後、11日に菅新首相の所信表明演説が行われ、両院での代表質問は14日と15日になる見込み。
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