8日、吉田宏・福岡市長は記者会見で7月1日に、暴力団追放福岡市民総決起大会を開催することを発表した。同大会は「福岡市暴力団排除条例」の制定・施行に合わせて行なわれる。同条例については、7月1日施行を目指し、6月議会に案を提出するとしている。
福岡市暴力団排除条例の中身について、吉田市長は「県の条例とベースは同じで、北九州と足並みをそろえるかたちとなった。暴力団を容認する風土があってはいけない」とのコメントをした。
生活安全課によると、「罰則については県に委ねる」とし、市の入札や許認可、登録などの契約事務における暴力団かどうかの確認、暴力団であった場合は解約するなどの規則改定があるという。暴力団情報については、現在、リストを作成中とのこと。確認時は、警察が情報提供するデータとの照会も行なわれる。
■暴力団追放福岡市民総決起大会
<日 時>
7月1日(木) 15:00~16:00
<会 場>
福岡市役所 西側 ふれあい広場
<主 催>
福岡市、福岡市暴力追放推進協議会
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