9日、(株)マツモト(本社:北九州市門司区、松本敬三郎社長)は2010年4月期 決算(非連結)を発表した。
当期の売上高は前期比0.7%増の27億5,100万円、経常損失1億8,000万円(前期比1億500万円損失増)、当期純損失2億2,900万円(前期比800万円損失増)となった。
売上高については6期ぶりの増収となったものの、損益については新型印刷機導入による減価償却費などのコスト増があった。
学校アルバム部門においては、少子化で全国の公立小・中・高校が年間400校を超えるペースで廃校となるなど市場規模が縮小しており、さらに同業他社との競争により販売価格が大幅に下落するなど、仕事量ベースではほぼ前期並みを確保したものの、売上高は前期比3.3%減の19億9,200万円となった。
一般商業印刷部門においては、新規顧客の開拓に努めこの分野ではおよそ1億円の売上高を達成したものの、景気の先行き不透明感から印刷需要が低迷し発注量の低下となって既存客先の売上が減少したため、売上高は前期比13.2%増の7億5,900万円となった。
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