国土交通省九州地方整備局は6月9日、以下の8社の指名停止を発表した。
(1) 川田建設(株)(東京都北区)
(2) ピーシー橋梁(株)(東京都港区)
(3) (株)安部日鋼工業(岐阜県岐阜市)
(4) (株)日本ピーエス(福井県敦賀市)
(5) 昭和コンクリート工業(株)(岐阜県岐阜市)
(6) 日本高圧コンクリート(株)(札幌市中央区)
(7) コーアツ工業(株)(鹿児島県鹿児島市)
(8) 日本サミコン(株)(新潟市中央区)
処分期間は2010年6月9日から9月8日までの3カ月間。
処分理由は、公正取引委員会が2004年10月15日、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)の規定に違反するものとして、関東地方整備局および近畿地方整備局ならびに福島県が発注するプレストレスト・コンクリート橋梁工事の入札参加業者(23社)に対し排除勧告を行なったものの、全社がこれを応諾しなかったので同年11月18日、23社に対し審判開始決定を行なった。
上記の九州地方整備局有資格業者8社を含む10社(1社は同整備局の資格登録無し、1社は福島県発注工事の事案であるため同整備局においては措置は行なわない)から同意審決を受ける申出があり、05年法律第35号による改正前の独占禁止法第53条の3の規定に基づき、10年5月26日に同意審決を行なったため。
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