九州経済産業局は6月9日、九州地区の鉱工業動向(2010年4月速報)を発表した。
それによると生産は緩やかながら持ち直しで推移しているものの、最終需要動向の先行きに不透明感があり、今後の動向を注視していく必要があるとしている。
10年4月の鉱工業指数(季節調整済)は前月比で生産が+2.5%、出荷が+0.5%、在庫が+1.8%、在庫率が+5.1%と上昇した。
業種別の動向では4月の生産指数は101.9で、一般機械工業、化学工業、その他工業などが上昇し、輸送機械工業、食料品・たばこ工業、電子部品・デバイス工業などが低下した結果、前月比で+2.5%、前年同月比で+28.1%の上昇となったとしている。
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