最近、六本松や城南区近辺の不動産売買情報が、徐々にではあるが増えてきているという。偶然、案件が重なったとの見方もあるが、それだけでもなさそうだ。資金を潤沢に持つ企業や投資家にとっては、現状価格に手頃感がある物件は魅力的であることに変わりは無く、又銀行融資に関しては、近年の金融危機直後に比べれば確実にスタンスは「積極」とまでは行かないが、ゆっくりと前を向きだしていると言える。
事例としては、小規模集合住宅は延600㎡程度で価格帯は1億~2億円程度が実績として挙がってきているとのこと。また、九州大学跡地を見込んでか、オフィス用のテナントに関する問い合わせが以前に比べれば増加傾向にある。
【神田 将秀】
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