14日、久光製薬(株)(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)は、佐賀県が中心となって進められている九州国際重粒子線がん治療センタープロジェクトに対し、支援を行なうと発表した。
同プロジェクトは、世界最先端を行く放射線治療である重粒子線(炭素線)がん治療施設である「九州国際重粒子線がん治療センター」を佐賀県鳥栖市に開設し、がん撲滅に寄与することを目的としており、現在、治療行為と装置の管理を行なう「佐賀国際重粒子線がん治療財団」と、建物を所有し財団へ貸与する「九州重粒子線施設管理(株)」のふたつの団体が推進・運営を行なっている。
久光製薬の支援内容は以下の通り。
<支援先>
[佐賀国際重粒子線がん治療財団]
所在地:鳥栖市本通町1-802-3
設立日:2010年2月5日
基本財産:1,300万円(佐賀県 1,000万円、佐賀県医師会 300万円)
理事長:十時 忠秀
[九州重粒子線施設管理(株)]
所在地:鳥栖市本通町1-802-3
設立日:2009年4月28日
資本金:1億8,450万円(資本準備金 1億8,450万万円)
社 長:山野 宏
<久光製薬の支援金額>
出資・寄附合わせて8億円(複数年度での分割)
<事業概要>
名 称:九州国際重粒子線がん治療センタープロジェクト
施設名:九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)
事業内容:炭素イオンを加速器で光速の60~80%まで加速し、がん病巣に狙いを絞って照射する放射線治療
予定地:佐賀県鳥栖市 九州新幹線「新鳥栖駅」前
スケジュール:2013年春オープン予定
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