16日、国土交通省は住宅・建築物省CO2先導事業の採択プロジェクト14件を発表した。同プロジェクトの意義は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にあるなか、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進するため、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募し、整備費等の一部を補助するものである。2010年3月5日(金)から4月9日(金)まで民間事業者などからプロジェクトを公募し、49件の応募があった。
福岡県でのプロジェクトの採択は無かった。九州地方では、佐賀県立病院好生館の「新佐賀県立病院好生館建設プロジェクト省CO2推進事業」が採択された。
応募は、前回の09年度より30%増加した。また過去の応募において多数を占めた、東京・名古屋・大阪及びその近隣府県から、全国へ分布した。
今後、同事業の位置付けは住宅・建築物の設計・施工において益々重要度が増してくることが推察される。
【河原 清明】
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