16日、通常国会が閉会され、国政は参院選ムード一色となった。そのなかで選挙期間中のインターネット上の選挙運動(HP、ブログの更新)を解禁とする公職選挙法改正案は見送られた。同法案は、与野党が通常国会における成立で合意していた。首相交代の影響と国会の会期が延長されなかったため、同法案が提出されなかった。
7月11日に投・開票が行なわれる参院選では、今までどおり24日の公示以降、HP、ブログの更新が禁止される。
ネット解禁を見越して準備を進めていた立候補予定者に動揺が広がっている。「新たな有権者層にアピールするうってつけのツールだったが・・・」という落胆の声も。不測の事態に選挙戦略の修正を余儀なくされている候補予定者は少なくはないようだ。
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