大会前の強化試合では結果を残せず、評価、期待ともにガタ落ちしていたサッカー日本代表。しかし、初戦のカメルーン戦に1-0に勝ち、状況は一変。決勝トーナメント進出への期待は高まる一方だ。
勝利すれば、決勝トーナメント進出へ大きく前進する対オランダ戦。オランダは世界ランキング4位の強豪。実力、下馬評通りにいけば、日本の勝利は極めて難しいが、他の強豪国の試合を見てもわかるように、何が起こるか分からない。世界ランキング2位で、優勝候補筆頭のスペインは格下のスイス(24位)にまさかの敗戦。実力通りの結果に終わらないのが、ワールドカップの醍醐味でもある。下馬評のように、強いチームが決して順当に勝ち進むと言うことはあり得ないのだ。
ファン・ペルシ-、スナイデル、カイトなど、強力な攻撃陣を揃えるオランダ。攻め込まれる時間が長くなることは必至だが、点を取れるとすれば、やはりカウンターからの速攻。そのためには、スイスのように守備陣が最後まで高い集中力を持続することが必要となる。打ち合いになればオランダ優位になるため、そこに挑まず、我慢の守備を続けて少ないチャンスをモノにすることができるか。
負けても後があるとは言え、日本国民はオランダ戦での奇跡、そして勝利を信じている。大口を叩くオランダ代表をギャフンと言わせて欲しい。
日本VSオランダ戦 6月19日(土) 20時30分(日本時間)キックオフ
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