(財)日本健康・栄養食品協会(東京都新宿区、理事長:林裕造)の評議員会が22日に開催された。業界のなかで、同日は理事会を開催の上、新理事長を決定するとの話もあったが、評議員会を開催し、「新理事の改選を行なった」(日健栄協)という。明日24日に理事会を開催し、新たな評議員を選任するとしている。新理事長の改選はその後、7月8日に新たな役員と新任理事による理事会で諮ることになるという。
同協会のある理事は、「協会は混乱を来している」と言葉を尖らせる。同理事が所属する団体に対して先月、とつぜん「役員を減らして欲しい」との通知が文書で送られてきたという。役員数を減員するための話し合いは事前に行なわれなかったという。文書には理由の記載もなかったため、同団体は抗議文を送ったらしい。また、新たな理事を推薦して欲しいとの申し出に対し同団体は、選任した新たな理事の名を書き送っている。昨日開催された評議員会では、それらの理事の選任を議決したものと思われる。
「明日の理事会は荒れるだろう」上述の理事は身構えるようにそういった。
日健栄協の新理事長が誰か、元厚労省の官僚かどうかを確認したところ協会側では「ノーコメント」とした。透明性を欠く同協会の運営を見ているかぎり、新理事長選任後の同協会のリーダーシップが心配になってくる。
【田代】
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